どうもクゥです。
今回は私自身非常に人生のパラダイム転換を迎えるきっかけになった作品をご紹介したいと思います。本当にお勧めです。
私自身映画・ドラマで泣くなんてことはほぼないのですが、
そんな数少ない中でも涙が溢れてきた作品のひとつです。
ドラマ「僕の生きる道」とは?
ドラマ「僕の生きる道」は、2003年にフジテレビ系で放送されました。
脚本は「救命病棟24時」や「僕らは奇跡でできている」などの脚本で知られる橋部敦子さんです。
同じくフジテレビ系で放送された「僕シリーズ」の1作目で、2004年には「僕と彼女と彼女の生きる道」2006年には「僕の歩く道」が放送され、主役は全作品で草彅剛さんが演じました。
シリーズではありますが、続編ではなく、全て違う内容のストーリーが描かれています。
ドラマ「僕の生きる道」は平均視聴率15.5%、最終回では21.6%を記録しています。
「僕の生きる道」のキャストは?
・中村秀雄 役・・・草彅剛さん
・秋元みどり 役・・・矢田亜希子さん
・久保勝 役・・・谷原章介さん
・古田進助 役・・・浅野和之さん
・岡田力 役・・・鳥羽淳さん
・赤井貞夫 役・・・菊地均也さん
・太田麗子 役・・・森下愛子さん
・金田勉三 役・・・小日向文世さん
・秋本隆行 役・・・大杉連さん
生徒役で綾瀬はるかさん、市原隼人さんもいます。
私個人的な感想としてSMAPの中で草彅剛さんが断トツで演技がうまいと思います。
特にこの作品の草彅剛さんは私の中で最強です。
お医者さん役の小日向文世さん、理事長役の大杉連さんも各作品いい味を出されていて大好きな俳優さんです。
僕の生きる道のあらすじ1~4話(ネタバレあり)
私立高校「陽輪学園」の教師・中村秀雄(草彅剛)は、スキルス性の胃ガンと診断され、余命1年を宣告されます。
最初は受け入れることができず、自暴自棄になる秀雄でしたが、残りの人生を精一杯生きると決め歩みだす物語です。
1話
進学高校で生物を教える秀雄は、淡々と授業を進めますが、それを聞かずに模試の勉強をしている生徒たち。
現代国語の教師・みどりから、秀雄のクラスの田中が万引きをしたと連絡が入ります。
秀雄は万引きをした店まで田中を迎えに行き、学校に戻ります。
進学校である陽輪学園の生徒が万引きとは前代未聞だと、世間体ばかりを気にする教頭・古田(浅野和之)。
秀雄の指導には反抗的な田中でしたが、数学教師の久保勝(谷原章介)が指導すると、田中は素直に聞き入れ、秀雄はこの様子を見ていた教頭にも嫌味を言われます。
帰り道、雨が降る中、傘がないみどりと相合傘で一緒に帰ることになった秀雄は、焼き鳥屋に誘います。
他にも美味しいお店を紹介し、行ってみたいと喜ぶみどりでしたが、日曜日に映画に誘うと乗り気ではない様子。
秀雄は、フラれたのだと実感し、映画デートを諦めます。
自宅に戻った秀雄は、学校では忙しくて確認出来なかった健康診断の結果を開封します。
検査結果には、再検査が必要と書かれており、敬明会病院を受診した秀雄は担当医の金田(小日向文世)からスキルス性の胃ガンで余命1年と宣告されます。
28歳で余命宣告をされた秀雄は、自暴自棄になり朝からビールを飲んで遅刻をします。
心配したみどりが、どうしたのか尋ねると、秀雄は「僕をフッた理由を教えてほしい」と言います。
「まじめでいい先生だけど、人の顔色を伺って無難にこなしている。私は自分の意見を持って行動できる人に惹かれる。」と言います。
「そうですか、ありがとうございます」と淡々と答える秀雄。
余命宣告をされた現実を受け入れられない中、平静を装って生活する秀雄でしたが、道で絡まれた若者や担当医の金田に「なぜ真面目に生きてきた自分がこんな目に合うんだ」と感情的になります。
秀雄は、学校を無断欠席し、みどりは自分がひどいことを言ったことが原因ではないかと心配し、秀雄の家を訪ね、近くの公園で秀雄を見つけます。
心配するみどりに突然キスをする秀雄、怒ったみどりは平手打ちをします。
「僕だってこんなことができる、でもあえて無難な道を歩んできたんだ」と言い残し去って行く秀雄。
自宅に戻った秀雄は小学校の卒業アルバムを見て、子供の頃の夢がテノール歌手であったことを思い出します。
卒業アルバムに書いた「幸せな人間になりたい。幸せな人間とは後悔のない人生を生きている人だ」という、メッセージを見て自分が思い描いていた人生を歩んでいなかったと実感します。
2話
秀雄は職員室で机の中の荷物整理をしていると、読みたいと思って購入したまま、なかなか読む時間がなかった一冊の本が出てきました。
放課後、秀雄は生徒の栞(上野なつひ)の進路相談をしています。
父親が経営する会社の業績が悪化し、志望校を国立大学に変更した栞。
しかし「偏差値の低い大学には行きたくない」「浪人はできないから1年で希望する大学に行きたい」と言う栞に対し「バカじゃないの」「1年では無理だから諦めろ」と言う秀雄。
秀雄の態度に腹を立てた栞の母からクレームが入り、注意をする教頭にも秀雄は反抗的な態度を取ります。
これまでコツコツ貯金をしていたお金で、高級な料理を食べたり、飲み歩くなど荒れた生活を送る秀雄。
翌日、病院で診察を受ける秀雄は、担当医の金田に「楽に死にたい」と言い、秀雄の精神状態を心配した金田は、目を離さないように看護師に言います。
しかし、看護師が目を離した隙に、秀雄は病院を出て所持金を募金箱に入れ崖から飛び降りました。
一命をとりとめた秀雄の元に、みどり達がお見舞いに訪れます。
秀雄は、自殺をしようとした友達を止めるために崖から落ちたと嘘をついていましたが、様子がおかしいと感じたみどり。
秀雄はベッドで、みどりが秀雄の机から持ってきてくれた「読みたかったのに読まなかった本」を読み始めます。
退院後、秀雄は教室で授業をしています。
全く話を聞いていない生徒に、話を聞くように厳しく言います。
秀雄は自分が読まなかった本の話を例に出し「受験まであと一年と思っても何もしない人は5年、10年経っても何もしない。1年でやれるだけのことをやろう」と伝えます。
秀雄は、残りの余命を生き抜く決意をしていました。
3話
秀雄は残りの人生をビデオ日記に収めることにしました。
生まれ変わったように、生徒の進路指導のために大学の情報を集めたり、生徒の様子を気にかけて、教師の仕事を全うしようとしている様子です。
そんな時、同僚教師の赤井(菊地均也)が結婚すると報告を受けます。
翌日、突然メイクをして登校する生徒・りな(浅見れいな)の様子がおかしいことに気づいた秀雄は、話を聞こうとします。
しかし、りなは全く話そうとしません。
一方、生徒・雅人(市原隼人)は、志望校について「医学部をやめて、考え直す」と言います。
また、同僚教師たちで飲みに行くのに誘われた秀雄でしたが、調べ物があると言って断り、生徒が授業を聞いてくれるように、教壇に立って練習をしていました。
その様子をみどりの父で理事長の隆行(大杉連)が見ていました。
隆行は娘のみどりの結婚相手には、勝が良いと考えており、勝もみどりとの距離を縮めようとしています。
秀雄は、学校に来なくなったりなのことが気がかりで、何度か自宅を尋ねて、ようやく話をすることに。
教師の赤井に思いを寄せていたりなは、赤井の結婚にショックを受けていたと知り、秀雄は「まだこの先いくらでも恋を出来る」と励まします。
秀雄の言葉に、めんどくさいと言いながらも、りなは学校に行くと言います。
その時、りなが「好きになろうとしてなるのではなく、好きになっちゃうものなんだよ」と言った言葉が秀雄の胸に響きました。
自分の気持に嘘をついていたと気付いた秀雄は、みどりに「好きです」と告白します。
4話
みどりに告白をした秀雄でしたが「気持ちに応えることはできない」と断られてしまいます。
秀雄はビデオ日記にみどりへの気持を「一瞬で終わってしまったけれど、伝えることができて良かった」と残しました。
秀雄のクラスの生徒・田岡が交際している萌(鈴木葉月)が妊娠してしまったと勝に相談をします。
田岡は、PTA会長の親にバレないように萌に出産を諦めさせたいと考えている様子で、自分のしたことの重大さに気づいていない様子です。
結局、萌の妊娠は、田岡の気を引くための嘘でした。
秀雄は、性教育やHIV感染症に関する知識を生徒たちに伝えるために、もっと指導するべきだと教頭に訴えますが、保護者からの反対を恐れる教頭は取り合ってくれません。
みどりは、秀雄が最近、別人のように変わったと気付いています。
「やっぱり医学部を志望する」と進路相談に来た田岡に対し「命の大切さを分かっていないのに、医者を目指す資格はない」と言います。
怒った田岡は教室を出て、追いかけた秀雄を振り払おうとして階段から転落します。
田岡は秀雄に突き落とされたと嘘をつき、秀雄は自宅謹慎に。
後日謝罪の場が設けられ、呼び出された秀雄は、田岡の母に謝りますが、妊娠騒動があったことも話してしまいます。
秀雄の態度に怒った母親は「教師失格だ」と言いながら出ていきました。
全てが思うように進まず落ち込む秀雄に「先生は間違っていない」と声をかけるみどり。
秀雄は、自分の味方をしてくれる最初の人はみどりなのだろうかと考えていました。
僕の生きる道のあらすじ5~8話(ネタバレあり)
5話
秀雄が教師を辞めるのではないかと心配する同僚たちでしたが、秀雄は教師を続けたいと言います。
理事長と田岡の母の話し合いが終わるまで、クラスの担任はみどりに変わり、秀雄は謹慎することに。
一方、勝とみどりは、交際に向けてデートを重ねていましたが、みどりから「結婚を前提としたお付き合いはできない」と断ります。
「好きな人でもできた?」と聞く勝に対し、みどりは答えられませんでした。
みどりは、秀雄が田岡宛に書いた手紙をゴミ箱から拾い、隆行に渡しました。
めぐみの進路相談をしたみどりは、悩んでいる様子なのに何も話してくれず、困っていました。
理事長の隆行は、田岡と母親との話し合いで、田岡に「心が痛くないか」と問い詰めます。
田岡は「階段から突き落とされたのは嘘だ」と認めると、秀雄が書いた手紙を田岡に渡します。
「心の痛みも分かる医者になって欲しい」と命の尊さを訴えかける内容に、心を動かされた田岡。
一方、めぐみは秀雄とみどりの3人で話すことになり「親にも反対されるから話していないけれど、歌手になりたい」と言います。
めぐみの決意は固く、秀雄は応援することにしました。
みどりが田岡への手紙を渡してくれたお礼に、食事に誘う秀雄。
その帰り道、みどりは突然秀雄にキスをします。
一方、麗子(森下愛子)は、秀雄が給湯室に忘れていた薬を見て驚きます。
6話
薬を見て、秀雄の病気が分かってしまった麗子でしたが、言い出せずにいました。
何も知らない秀雄は、麗子にみどりとデートをした話をします。
診察のため病院に訪れた秀雄は、金田から「何かいいことがあった?」と聞かれ「彼女ができた」と答えます。
「秋本(みどり)さん?」と聞かれ驚く秀雄でしたが、その顔は幸せに満ち溢れています。
病院から帰ると、秀雄の部屋には手作りのお弁当を持ったみどりの姿が。
みどりの作った味噌汁とお弁当を一緒に食べながら、秀雄は1分でもいいから時間を止めて欲しいと願います。
翌朝、みどりが帰った後、秀雄は病気のことを隠している自分は、ずるいのではないかと考えます。
学校に行くと、麗子は秀雄に薬のことを問い詰めます。
ごまかそうとした秀雄でしたが、するどい麗子の目はごまかせませんでした。
秀雄はまだ誰にも言わないでほしいと言い、麗子は秀雄の体を気遣いながら承諾します。
部屋に来たみどりに秀雄は「話があります」と、いよいよ病気のことを告白することに。
しかし、プロポーズだと勘違いしたみどりを見て、病気のことが言い出せなくなってしまいました。
みどりは「人生で唯一、母を亡くした時は辛かった。もう大切な人を失いたくない」と言います。
意を決して病気だと伝えると、知っていたというみどり。
みどりは、秀雄の部屋でビデオ日記を見ていました。
7話
ショックで泣き崩れたみどりは、翌日学校も休みました。
秀雄の家に来たみどりに「一緒に過ごした時間はかけがえのないものだった」と伝えると「別れ話みたいじゃないですか」とみどりが怒ります。
みどりのことを思う程、辛くなる秀雄は、それでも別れを告げます。
学校では模試の結果が出て、成績優秀な均(内博貴)が落ち込んでいます。
秀雄は、均に事情を聴いても「体調が悪かっただけ。志望校を変えるつもりはない。」と言い切ります。
一方、みどりに「もう一度チャンスが欲しい」と言っても相手にされない勝は、秀雄にきつく当たるようになります。
その様子を見た麗子は、勝に秀雄の病気のことを話し、みどりと秀雄をそっとしておいてあげて欲しいと頼みます。
みどりは父・隆行に、早くに亡くなった母にしてあげたかったことは何か尋ねます。
「特別なことではなく当たり前のこと」という返事を聞いて、秀雄のために出来ることを考えていました。
母に病気のことを伝えようと実家に帰る道中で、秀雄は子供の頃によく歌っていた教会を見つけます。
懐かしくなった秀雄が扉を開けると、そこにはみどりの姿が。
秀雄が実家に帰ると聞いて、みどりは秀雄の田舎を訪れていました。
秀雄と一緒に今を過ごしたいというみどりに、もう別れたから気持ちを揺さぶらないでと突き放す秀雄。
そこに現れた秀雄の母は、みどりを婚約者だと勘違いして、そのまま秀雄の実家に行くことになります。
秀雄は結局、病気のことを話せずに帰ることに。
母に渡された手紙には「誰かに頼られて幸せになれることもある」と書かれていました。
それを見て、秀雄はみどりにプロポーズをし、みどりは「はい」と返事をします。
秀雄は、母にプロポーズを受けてもらったことを電話で報告し、やっとの思いで病気のことも伝えました。
8話
みどりのことを考えれば、複雑な思いはあるものの、秀雄の結婚を喜んだ母。
担当医の金田も祝福してくれました。
一方、秀雄が結婚の挨拶に来ることになり、忙しく準備をしている隆行に、みどりは秀雄が胃ガンであることを告げます。
みどりと秀雄の結婚を楽しみにしていた隆行は、秀雄の余命が残り10ヶ月程だと知って「結婚することはないんじゃないのか」と言います。
それでも結婚したいと泣きながら訴えるみどり。
翌日、みどりの自宅に秀雄が訪れ「結婚させて下さい」と言いますが、隆行は秀雄の体を気遣いながらも結婚には賛成できないと伝えます。
隆行の反対を押し切り、みどりは秀雄の部屋で一緒に暮らすことにしました。
結婚式は、秀雄が子供の頃に歌っていた教会で挙げたいというみどりの提案に秀雄は喜びます。
一方、秀雄のクラスでは均が、思うように勉強を進められずにイライラして、クラスメイトと喧嘩をします。
頑張りすぎて心に余裕がない生徒たちを見て、秀雄は子供の頃に辛い状況から抜け出した方法を思い出しました。
翌日、秀雄は生徒たちに放課後一緒に歌を歌おうと呼びかけます。
勉強ばかりで辛い生徒が、楽しめる場所を作ろうと考えて提案しました。
初日、歌を歌いに体育館に来たのは、歌手を目指しているめぐみだけでした。
しかし、数日後には守(藤間宇宙)も参加するようになります。
隆行に結婚の許可を得られないまま、結婚式を迎えましたが、式の途中に隆行が現れます。
僕の生きる道のあらすじ9~最終話(ネタバレあり)
9話
秀雄とみどりは、結婚式の写真を撮りませんでした。
翌日、学校の職員室では、教頭から教師たちに秀雄の体のことで話があると伝えられます。
秀雄は教室で生徒たちに、みどりとの結婚を報告しました。
みどりに秀雄はつり合わないと盛り上がる生徒たちでしたが、親身になって指導をしてくれた秀雄のことを考えながら、放課後の歌について興味を示すように。
放課後、体育館にはさらに4人の生徒が加わっていました。
後日、病院で金田の診察を受けると、血液検査の結果が良くなく、疲れたら休むようにと言われます。
隆行が初めて秀雄の部屋を訪れ、みどりと3人で和やかに食事をしながら、隆行とみどりの会話を聞いて、秀雄は幸せそうに微笑みます。
一方、合唱に参加する生徒はどんどん増え、参加していない生徒は均と栞だけになりました。
大学に入るためだけに高校生活を送るのではなく、今を生きることも大切にしてほしいという生徒へのメッセージを込めて、秀雄は生徒たちに合唱コンクールへの出場を提案します。
しかし、放課後に歌を歌うことを親から反対されている生徒がたくさんいる様子です。
そのことについて、教頭と話していた秀雄は突然倒れてしまいます。
生徒たちは秀雄が近いうちに死んでしまうことを知ります。
10話
退院した秀雄は生徒たちに、自分の余命の話をし、みんなと一緒に合唱コンクールに参加することが目標だと話します。
そこで、受験勉強がおろそかになると心配する保護者を納得させるために、全員が模試でA判定を取るように提案します。
もうすぐ死んでしまうのに、結婚をしたり、合唱コンクールを目指す秀雄を見て、生徒たちは合唱を続けたいと思います。
しかし、均はまだ納得していない様子でした。
勝の授業中に、均はまた感情的になり、喧嘩をします。
追いかけた勝に、自分は絶対に官僚にならなければいけないんだと言う均。
勝は、秀雄が合唱を始めたきっかけは、均が勉強ばかりで辛そうだったからだと話しました。
均以外の生徒たちは、秀雄に心を動かされ、合唱も勉強も必死に頑張り、見事に全員がA判定という結果に。
なかなか素直になれなかった均も、ようやく合唱に参加します。
合唱コンクールの予選に見事通過し、秀雄は生きがいを感じるとともに、死への恐怖も感じ始めていました。
最終話
余命1年と言われてから、1年以上の月日が経っていました。
少しずつ体調の異変を感じていましたが、秀雄もみどりも入院せずに普通の生活を続けることを希望します。
受験シーズンになり、生徒たちは順調に合格していき、秀雄のクラスでは残すところ、均の結果のみとなりました。
秀雄たちが心配する中、職員室に現れた均は「不合格」であったと告げます。
落ち込む均に、合唱コンクールを全力で頑張ろうと声をかける秀雄。
いよいよ、合唱コンクールの二次予選の日、秀雄が指揮をして、力強い歌声で練習の成果を発揮する生徒たち。
曲が終わったと同時に秀雄は倒れます。
病院に運ばれ、金田が必死で処置をする中、秀雄は心肺停止に。
合唱コンクールの二次予選は、見事に通過しましたが、秀雄はもう退院できない状態になっていました。
数日後、意識が戻った秀雄に、みどりが予選通過したことを伝えます。
金田から、合唱コンクールの決勝にはいけないと言われた秀雄は、指揮のタクトを均に託します。
受験の時に、本番で緊張して力を発揮できなかった均が、欠点を克服できるようにと指揮者に抜擢しました。
病室で寝ている秀雄に、みどりは「秀雄さんに会いたくなったらどうすればいい?」と聞くと「プロポーズした場所に会いに行きます」と答えます。
合唱コンクール決勝当日、リハーサルで均は全く上手く指揮ができません。
秀雄は合唱コンクールに行くために、金田に外出許可を出して欲しいと頼みますが、認めてもらえません。
本番直前、震える均の前に秀雄とみどりが現れ、均を見てうなずく秀雄。
秀雄は、病院を抜け出して会場に駆けつけていました。
コンクールの結果は3位でしたが、秀雄とみどりは誰もいなくなった会場で余韻に浸っていました。
すると、ステージに生徒たちが現れ「仰げば尊し」を歌います。
秀雄は、これまでの思い出を思い返しながら静かに息を引き取りました。
5年後、陽輪学園に生物の教師として赴任してきたのは、均でした。
みどりは、秀雄と約束をしたプロポーズの場所を訪れ、均のことを報告します。
その様子をそっと見守る秀雄の幻、みどりは気付かずに帰っていきました。
ドラマ「僕の生きる道」を楽しむ方法
現在、ドラマ「僕の生きる道」を配信している動画サイトはありません。
宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」で見ることができます。
またドラマ「僕の生きる道」のDVD-BOKを購入して見る方法もあります。
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参照:オーディションなび様
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